分母を考える

集計では分母をどうするかが大事です。分母は基本的に3箇所で操作することができます。
1)ベース(Base)
2)バナー/ヘッダー(Banner/header)
3)フィルター(Filter)

1)ベースはテーブル毎に設定します。無回答の人を含めた全ての対象者を分母としたければ全対象者ベース(All respondents)にします。無回答の人を除外したければ回答者ベース(Total answered)にします。無回答がいる場合は回答者ベースにすると分母が小さくなるので当然%の値は大きくなります。前問の回答条件がかかっていればその条件をクリアした人をベースにします。

2)バナー/ヘッダーは、性別や年齢などの属性間の比較をしたいときに設定します。一度設定すれば全ての集計テーブルに適用できます。

3)フィルターは、集計表全体に対象者条件を絞りたいときに設定します。例えば、性別をバナーに設定した全対象者ベースの複数の集計テーブルを後から30代の人に限定して見たい場合などはフィルターで年齢=30-39と設定します。バナーに30代&男性、30代&女性と設定しても同じ結果ですが、フィルターのほうが一般的に設定が手軽です。