人事も「集計」も中国へ

先日NHKスペシャルで「人事も経理も中国へ」が放送されました。ホワイトカラー総アウトソース時代に戦々恐々とされた方も多いのではないかと思いますが、市場調査の集計・入力業務も例外ではありません。
少なくともデータ入力に関しては、弊社が日本の企業にアウトソースした案件は、実際の入力業務を大連にある企業で行っていました。ただし、費用に関しては日本国内で紙の調査票をスキャンして大連へ電送するためスキャン費用が発生し、国内で入力を完結するのと(国内では調査票自体を業者へ送るので)費用、日数ともに大きな違いはなかったと思います。とは言うものの入力業務の業績に苦戦する国内業者も存じています。もちろん大連だけの影響ではないと思いますが。
ただ、あのNスペを見て予想以上に請負業務のレベルは上がっているなと少々驚きました。集計やレポート作成業務を日常的に請け負う日もそう遠くはないのではないでしょうか。いや、もう既にそうなっているのかも?我々としてはいかに付加価値を付けられるかにかかってますね。
関連記事:フラット化するリサーチ業務