急増するミステリーショッパー
急増する覆面調査員-消費低迷の打開策、プロ野球や銀行も(日経ビジネス)
最近、20代から30代の主婦層を中心にミステリーショッパーが急増しているというお話しです。
私も以前勤務していた会社で2、3経験があります(もともと調査員ではありませんでしたが、そのときデモグラフィック的に適した調査員がいなかったのもので)。そのひとつに輸入車ディーラーへ客になりすまして来店し、対象車種のスペックを聞いたり、試乗したりして営業マンの対応を評価するというものがありました。
初めてのときはいつばれるのかとドキドキでしたが、2、3回経験すると慣れてしまいます。その後だいぶ経って、他社ディーラーで個人的に実際に車を購入した際、試乗中にこの話をに営業マンにしたら「まさかこれ調査じゃないですよね!」と結構恐れられました。実際、覆面調査はたまに入るそうで「もしやこの客、調査かな?」と思うこともあるそうです。調査結果の利用方法は様々ですが、調査対象者にフィードバックされ査定にまで影響したりしたら、とても割のいいバイト気分でいい加減に出来ることではありません。
もともと外食市場から広がった覆面調査とありますが、昔から非外食市場でもたくさん行われています。ただ昨今ブームのように覆面調査が流行っているので、また専門に行う調査会社もたくさんできたので競争も激しくなり、調査費用も安くなっている半面、覆面調査員の質を維持することも課題ではないかと思います。